ロシアにおける日本語教育の歴史は17 世紀からで長い伝統をもっている。現在ではモスクワ・サンクトペテルブルグ等の大都市と並んで極東地域での日本語学習熱が高い。日本語学習者数は10,000 名に達し(2006 年国際交流基金調査)、現地人教師が指導している場合が多い。30 名以上の公的ネイティブ教師としての日本人が派遣されている。また、現地雇用の日本人教師もかなりの数にのぼる。以前は高等教育機関でのみ学習されていたが、マスメディアや各種行事を背景に、日本語学習者の幅は広がりつつある。しかしながら、教師や教具教材が絶対的に不足している。教科書はゴロブニンというロシアで作成されたものがあるが、ほとんど日本で出版された教科書を使用している。

Last modification:March 17, 2020
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